RSIとは?FXでよく使われるオシレーター指標の見方や使い方について徹底解説!
送る
テクニカル分析は様々な種類が用意されていますが、その中でRSIという手法があります。
RSIはオシレーター系の代表的な手法の1つとされていて、主にレンジ相場で活躍します。
RSIとは
RSIとは「Relative Strength Index」の略称で、日本語では「相対力指数」という意味になります。
外国為替相場のチャートから、あらかじめ定めた一定期間の中での相場変動の振れ幅を抜き出して計算した結果が描かれます。
「買われすぎ」及び「売られすぎ」を判断する際に活用できる、オシレーター指標です。
オシレーター指標とトレンド指標
オシレーター指標とは、相場の反転が起こるタイミングを狙ってトレードを実行するために利用する指標です。
トレンド指標は、相場のトレンドを読み、そのトレンドに追随する形でエントリーする際に参考にする指標となります。
RSIの範囲
RSIは、0%と100%の範囲の中で曲線として描かれます。
RSIの計算方法:知識を実践に計算方法を知ろう!
上げ幅の合計を「x」、下げ幅の合計数を「y」とすると、x ÷ (x + y) × 100
一見すると難しそうな計算式で算出されているので、利用するのも難しそうな印象を受ける方も多いかもしれませんが、実際にFXで利用する際には、FX会社が提供するシステムによって自動で計算され、チャート上に表示してくれる仕組みになっています。
RSIの主な活用場面
レンジ相場におけるRSIの見方
RSIのダイバージェンス
ダイバージェンスとは、「逆行現象」と訳すことができる言葉で、特にオシレーター系の分析手法でよく見られる現象です。
実際の為替レートであるローソク足と、テクニカル分析が示す結果とが矛盾している状態のことを指します。
RSIにおけるダイバージェンス発生の条件としては、実際の相場であるローソク足が新しい高値、あるいは新しい安値を付ける値動きを見せる反面、RSIの方はそのタイミングで高値圏あるいは安値圏を更新しなかったケースを指します。
ダイバージェンスは、トレンド転換のシグナルと考えられます。
それまでのトレンド傾向から考えて、その反対のエントリーをするチャンスと考えることができます。
RSIのリバーサルシグナル
ダイバージェンスと混同されやすいシグナルとして、「リバーサルシグナル」というものがあります。
「ヒドゥン・ダイバージェンス」という別名もあり、「隠れダイバージェンス」という意味があります。
上述の例の場合は、絶好の押し目狙いの買いエントリーチャンスと捉え、積極的に買いエントリーをすると勝ちトレードを収められる可能性が高いということになります。
コメント